住まいの提案、石川。

この街で、心地いい暮らし Episode.6 – 羽咋市

この街で、心地いい暮らし Episode.6 – 羽咋市

「どの町に家を建てるか」は「どんな家を建てるか」と同じように、人生を左右する重要な選択です。石川県内の市町をクローズアップし、その魅力や暮らしやすさについてご紹介します。

豊かな自然に囲まれ、金沢へは車で約40分という立地から”ほどよい田舎暮らし“が楽しめる羽咋市。地域住民が交流しながらコミュニティを築く、未来志向のまちづくりについて市の移住定住担当者に聞きました。

羽咋市が取り組むまちづくりとは?

羽咋市はこの地域ならではの伝統や歴史を大切にしながら、新しい世代のニーズにも応えるまちづくりをしています。そのひとつが千里浜ICの近くに整備している※1「千里浜ヒルズ分譲地」です。現在第1弾の申し込みを受け付けており、2024年には第2弾の分譲をスタート。金沢や能登へ通勤しやすく、近くに小中学校や保育園、商業施設、病院もあり、暮らしやすい環境です。自然の中で子育てがしたい方にはもってこいの場所ですね。

ヒルズ内に有名なホテルも進出予定なので、外部との交流も生まれる活気あるエリアになっていくでしょう。また、もうひとつの玄関口JR七尾線羽咋駅近くには2024年夏に交流拠点※2「LAKUNAはくい」が完成します。こちらは全天候型の屋内公園が入るので、一年中お子さんを安心して遊ばせることができますよ。他にも図書カフェ・学習スペースやシェアキッチン、ホールなどができるので、幅広い世代が集まることができます。

「ここに行けば出会いがあり、何かが始まる」、そんな未来志向の交流拠点になります。

東 幸代さん Sachiyo Higashi
羽咋市総務部 地域振興室 移住定住促進を担当。移住者の希望や暮らしやすさに配慮したサポートを行う。

OUTDOOR RESORT891には、アスレチックや巨大すべり台も。
宇宙科学博物館コスモアイル羽咋には、本物の宇宙船が。

移住・定住者へのサポート体制は?

 千里浜ヒルズなど市内で住宅を建てた方を対象にした住まいづくり奨励金があり、最大340万円を助成しています。子育て世代には子育て応援金や保育料・医療費の無料化(対象年齢有)、給食費無償化対象の拡大といった支援制度がありますし、教育にも力を入れ、全国学力テストの結果は県内トップクラス。結婚から子育て、教育までを切れ目なく、手厚くサポートしています。

 また、羽咋市の大きな特徴になっているのが、「自然栽培の聖地」と言われていることです。市とJAはくいが連携し、はくい式自然栽培ブランドを普及させているため、未経験から農業に挑戦する移住者もいらっしゃいます。

 羽咋市では地元住民も移住者も、そして幅広い年齢層の皆さんが幸せに暮らせるまちづくりをしています。移住を迷っている方には移住体験住宅もありますので、ご興味がある方はぜひご連絡ください。

ローマ教皇に献上された神子原米の産地・神子原地区の棚田。
日本で唯一砂浜を車で走ることができる千里浜なぎさドライブウェイ。
大国主命を主祭神とする気多大社は能登国一宮。

Wonderful Life住民インタビュー

自然栽培農業を志し、2015年に大阪から移住した松本夫妻。自然に寄り添う暮らしの中で、人生観まで変化したと言います。

自然に寄り添う暮らしが、本当の豊かさを教えてくれる。

自然栽培の聖地で、未経験から農業の世界へ

恭子さん
移住のきっかけは自然栽培に興味を持ったことでした。移住をした2015年はちょうど羽咋市が自然栽培の聖地化プロジェクトを始めた頃で、市とJAはくいが就農支援をしていたんです。仁孝さん 当時、私は会社員でしたが、「自分はこのままでいいのか」という迷いがあって。移住をして農業をすることが現状を変えるきっかけにもなると思いました。

恭子さん
移住先として不便すぎる地域は嫌だなと思っていましたが、羽咋には都会と同じように24時間営業のスーパーマーケットやドラッグストアもあって安心しました。

松本 仁孝さん、松本 恭子 さん
JAはくいが開講する農業塾を経て、自然栽培農家 「IMAJIN」を開始。自然栽培の原料を使った味噌の販売 も行う。仁孝さんは2021年から移住プランナーとして移 住希望者をサポート。

自然栽培農家IMAJIN 自然栽培で育てた原料を使い、熟成させた味噌等を販売。 https://imajin.life/

仁孝さん
自然が近いけど、”田舎すぎない田舎“といった感じですね。住宅探しには市の空き家バンクを利用しました。サイトの情報が充実していて、物件を検討しやすかったです。移住してからは家賃補助制度を利用しました。

移住先で見付かった自分らしい生き方

恭子さん
未経験から自然栽培農業を始め、今では7反ほどの畑を持っています。地域で自然栽培をする方と話をして、それが刺激になったり。

仁孝さん
自然栽培をするうちに自分がどう生きていきたいか、答えが見付かった気がします。自然の中での暮らしは日常で出合うちょっとした景色が感動的で、”豊かさ“の価値観が変わってきますね。

恭子さん
自然に生かされている感覚でしょうか。地域のコミュニティもほどよい距離感で、それも心地いいです。

自分たちのペースを大切にしながら農作業を行う。
ナスや大根といった野菜、大豆、芋などを自然栽培。

仁孝さん
お祭りなど地域行事に参加するのもだんだん楽しくなってきましたね。私は移住プランナーもしているので、自分の経験を活かして情報発信をしていきたいです。

恭子さん
自然栽培農業は奥が深いので、私たちも試行錯誤の途中ですが、その技術を体系化して確立し、移住後に自然栽培を始める方へも伝えていければと思っています。

家づくり・子育て世代にいいコトいっぱい!
はじめよう、羽咋ライフ

家づくり・子育て世代のニーズに応えるまちづくりをしている羽咋市。新しい交流拠点施設や分譲地が誕生し、未来につながるコミュニティが生まれています。

「LAKUNA はくい」羽咋市にぎわい交流拠点

2024年夏にオープン!
2024年夏、子どもから高齢者まで幅広い世代が交流できる施設が完 成予定です。4階建ての建物に屋内公園や図書カフェ・学習スペース、 eスポーツスタジオ、シェアキッチンなどがオープンします。

POINT

・天気や季節に関係なく遊べる全天候型の屋内公園
・家族みんなで集える図書カフェ
・学習スペース
・JR 七尾線羽咋駅の近くで交通の便が良好

千里浜ヒルズ分譲地

2024年から第2弾分譲スタート
のと里山海道の千里浜ICの近くに誕生した分譲地。第1弾として24区画を分譲中(現在18区画が売約済)で、2024年には第2弾の分譲を開始予定。住みやすさに配慮した街設計になっています。

Point
・ 最大 340 万円を助成する住まいづくり奨励金
・ 千里浜 IC まで 0.6km で通勤に便利
・ 自然に恵まれた環境で子育てができる

だから羽咋市に住みたい!選ばれる理由

住みごこちPoint
・ 住まいづくり奨励金で最大 340 万円助成
・ 手厚い経済的支援!子育て応援金
・ 妊娠・出産各種補助制度
・ 保育料・副食費の負担軽減・無料
・ 給食費の無償化対象の拡大
・ 18 歳まで医療費無料
・ 全国学力テストの結果が全国トップクラス
・ 能登地域移住交流協議会と連携した移住サポート

羽咋市に住んだなら

羽咋市]行政をはじめとする市のあらゆる情報はこちらから。
羽咋市移住定住ポータルサイト]移住・定住に関する情報が満載。
能登地域移住交流協議会]七尾市・羽咋市・中能登町の3市町の魅力を発信。

VOL.12 住まいの提案、石川。 ¥300

VOL.11 住まいの提案、石川。 ¥300

VOL.10 住まいの提案、石川。 ¥300

VOL.9 住まいの提案、石川。 ¥300

VOL.8 住まいの提案、石川。 ¥300

VOL.7 住まいの提案、石川。 ¥300

住まいの提案、石川。特集記事一覧 特集記事一覧

− 店舗兼用住宅 −「サロンと自宅。三角形はふたつ」空間デザインと照明計画で”非日常”を演出 asita – ディレクト

− 店舗兼用住宅 −「サロンと自宅。三角形はふたつ」空間デザインと照明計画で”非日常”を演出 asita – ディレクト

白山市の、とある住宅地。角地をとらえた航空写真が面白い。正方形の敷地に、長辺を向かい合わせるようにサイズの異なる三角形がたっている。ふたつ並んだ建物の正体を明かせば、小さい三角がプライベートサロン「asita」、大きい三角がご夫婦と二人のお子さんが暮らすIさんご一家の居住空間だ。
− 店舗兼用住宅 −「空き家をリノベ。ほっとやすらぐカフェに」仕事も、暮らしも”心地いい”を求めて CAFE BALMY – 大同建設

− 店舗兼用住宅 −「空き家をリノベ。ほっとやすらぐカフェに」仕事も、暮らしも”心地いい”を求めて CAFE BALMY – 大同建設

小松市役所から徒歩1分、火曜から金曜の昼だけ開く素敵なカフェがある。「CAFEBALMY」。店名の書かれた看板がなければ見落としてしまいそうな街中の隠れ家もまた、仕事と暮らしを両立した店舗併用住宅だ。
− 店舗兼用住宅 −「オンとオフ。暮らしにスイッチを」ライトグレーの外観が美しいサロンアンティーク家具が彩る癒しの空間 hair salon Eimmy – 樋爪住宅研究所

− 店舗兼用住宅 −「オンとオフ。暮らしにスイッチを」ライトグレーの外観が美しいサロンアンティーク家具が彩る癒しの空間 hair salon Eimmy – 樋爪住宅研究所

プライベートな時間を大切にしながら、仕事にも全力で熱意を傾ける。そんな理想の”職住一体“を実現する店舗併用住宅の上手な実践例が、金沢市田上本町のヘアサロン「Eimmy」だ。
無垢の杉材に囲まれて暮らす家族とペットにやさしい平屋「木の彩(KINOIRO)」

無垢の杉材に囲まれて暮らす家族とペットにやさしい平屋「木の彩(KINOIRO)」

スペシャルリポート「木の彩」(KINOIRO)無垢の杉材に包まれて暮らす家族とペットにやさしい平屋ガルバリウム屋根とレッドシダー木材をバランスよく配した外観。深みのあるカーキの吹き付け塗装の色調は、施主がもっともこだわったところ。
スペシャルリポート「桐工房」

スペシャルリポート「桐工房」

スペシャルリポート「桐工房」将来を誓い合った若い二人は南の島のリゾートへ。子どもが産まれてからはにぎやかなテーマパークで一緒に遊ぶ。そして、育児がひと段落した後は文化の薫る街をぶらりと巡る。人生を歩んでいく中で、”旅“の目的地はどんどん変わっていく。同じように、家族構成や趣向の変化に合わせ、くらし方ももっと自由に楽しめたらいい。
この街で、心地いい暮らし Episode.6 – 羽咋市

この街で、心地いい暮らし Episode.6 – 羽咋市

豊かな自然に囲まれ、金沢へは車で約40分という立地から”ほどよい田舎暮らし“が楽しめる羽咋市。地域住民が交流しながらコミュニティを築く、未来志向のまちづくりについて市の移住定住担当者に聞きました。
食と空間 File.6 「欧風ビストロ GRIVE」

食と空間 File.6 「欧風ビストロ GRIVE」

JR小松駅すぐそばに佇むどこかレトロな雰囲気の欧風ビストロGRIVE(グリブ)。ナチュラルな暖かさを感じさせる優しい外観とは対照的に、一歩足を踏み入れると現れるのは、重厚な蔵の入り口。昭和7年に建てられた石蔵を、創作フレンチのレストランにリノベーションした。
癒やしの借景窓 〜外と中をつなぐ閉じない建築〜

癒やしの借景窓 〜外と中をつなぐ閉じない建築〜

どんな立地の住まいでも窓から望むことができる美しい景観が必ずある。郊外であれば緑が溢れる自然の風景住宅地であっても青い空と白い雲が見える。窓を緻密にデザインし外から中へと流れるよう...
食と空間 File.5-1 「Angolo CAFFE」

食と空間 File.5-1 「Angolo CAFFE」

金沢駅東口から徒歩10分ほど。ノスタルジックな雰囲気が魅力的な金沢市笠市町に佇むのは一つの町屋を改装したカフェ、創作イタリアンレストラン、ホテル、花屋が併設された複合施設。 築13...
食と空間 File.5-2 「ORIGO」

食と空間 File.5-2 「ORIGO」

金沢駅東口から徒歩10分ほど。ノスタルジックな雰囲気が魅力的な金沢市笠市町に佇むのは一つの町屋を改装したカフェ、創作イタリアンレストラン、ホテル、花屋が併設された複合施設。 築13...
この街で、心地いい暮らし Episode.5 – かほく市

この街で、心地いい暮らし Episode.5 – かほく市

「どの町に家を建てるか」は「どんな家を建てるか」と同じように、人生を左右する重要な選択です。石川県内の市町をクローズアップし、その魅力や暮らしやすさについてご紹介します。8年連続で人口が増加し、2022年には小学生の増加数が石川県内最多となるなど、”伸びざかりのまち“として注目されるかほく市。
たもたれる家-心地よく過ごせる家とはどんな家だろう-

たもたれる家-心地よく過ごせる家とはどんな家だろう-

家のどこにいても、気持ちのよい温度に保たれている家もそのひとつ。10年、20年と住み継がれても、丈夫に保たれている家もそのひとつ。日々の暮らしのなかで家族の安らぎと笑顔が保たれる家もそのひとつ。住み心地のよい家に求められる性能はいろいろあるけれど、家をよい状態で長く保ったり、どこにいても適温が保たれるために必要な性能について考えてみたい。